さくらんぼの効能

12月 11th, 2008

 日本のさくらんぼ、といえば山形が有名ですが、初めて登場したのは明治の初めごろとか。以来、品種改良が繰り返され、現在のようなおいしいさくらんぽができるようになりました。

 さくらんぼの成分は、主には糖質ですが、カロチンやカリウム、鉄分が多いのが特徴です。特に鉄分は果物の中でも群を抜いています。ですから、薬効は貧血、疲労回復で、元気を補うことになるわけです。また、カロチンがあることから、疲れ目を予防する効果もあるのです。

 ほんのわずかな時期しか店先に顔を見せないさくらんぼですが、そのころは、ちょうど梅雨から夏への季節の変り目でもあり、体調をくずしがちですから、少しでも食べるようにしたいものです。

貧血の改善に

 現代女性は栄養のバランスがあまりよくないので、貧血をおこしがちだといわれています。もし、急に立ち上がったときにくらくらしたり、頭から血がすーっと引くような感じがしたら、貧血ぎみの予告です。さくらんぼをたくさん食べるようにしましょう。

病後の回復に

 さくらんぼには糖質が含まれていますから、疲労を回復し、元気を補うには適した果物です。特に、虚弱体質を改善して、体調を整えたい人、病気の後に元気をとり戻したい人には向いているでしょう。

関節炎対策に

 カロチンが多いわけですから、疲れ目を予防するにも効果があります。また、漢方でいう風湿を取り去るともいわれていますから、湿気や風による、いわゆる関節炎などにもいいでしょう。

さくらんぼ酒を作る

 さくらんぼは登場時期が短いので、できればお酒にして保存しておくといいでしょう。
 さくらんぼ1kgは洗って水分をふき、保存瓶に入れます。氷砂糖150g、ホワイトリカー1.8ℓを注ぎ、3~6か月保存します、これでピンク色のきれいなさくらんぼ酒になります。さくらんぼはとり出して、さらにそのまま保存しておきます。疲れたときには氷と水で冷たくしたり、お湯で温かくして飲みましょう。

いちごの効能

11月 29th, 2008

 日本にやって来たのは江戸時代、オランダ人により伝えられました。原産地は当然オランダ、と思うわけですが、なぜかチリが原産なのです。いちごにもさまざまな種類があります。そのうちの一種類がオランダに渡って、本格的な栽培が始まり、それが日本にもたらされたのでしょう。

 近ごろではいちごも甘みが増し、香りもよくなり、まさにフルーツの中の女王といった存在ですから、その薬効にも期待が高まっているようです。

 主な成分はビタミンC。100gに50~100mgですから宝庫といってもいいでしょう。ビタミンCには疲労回復、風邪の予防といった効果、それに肌を整える作用もありますから、女性にとっては強力な味方といえましょう。


ヘビースモーカーには常食を

 たばこを吸うことで失われるのは、ビタミンCとか。ある研究によると、1本吸うたびに20mgは失われているということです。たばこを吸う人にとってビタミンCはいつも補給しなければならないというわけです。健康のためだけでなく、お肌のためにも補給は欠かさないように。一日5粒は食べたいもの。

風邪予防にいちご酒

 ビタミンCやクエン酸が疲れを除きますから、風邪の予防にいちご酒を備えましょう。 いちご200gは洗ってへたを取り、器に入れ、その中にグラニュー糖100g、ホワイトリカー450cc、レモンの輪切り2枚を加え、電子レンジに4~5分かけます。そのまま保存し、3~4日後にはきれいなピンク色のいちご酒の出来上りです。背中がぞくぞくしたときや、疲れたときにお湯や氷で割って飲み、ぐっすり眠れば、風邪にかかる心配もないというわけです。

しみ、そばかすにも生で

 ビタミンCは、メラニン色素が増加するのを抑える働きもあります。最近、しみ、そばかすが気になる人はビタミンCをとるように。季節によっては手軽ないちごをどうぞ。

うおの目にはいちごの葉がいい
 うおの目は痛くてつらいもの。早めに除きたいのですが、それにはいちごの葉に塩少量加えてもみ、それをはりつけておきます。時々はり替えると、割合早く除けます。

肌を整えるにはいちご乳液

 お肌はさまざまな性質がありますので、肌に合ったものを使いたいわけですが、いちご乳液は脂性タイプの人向きです。
 いちご5粒ほどをしぼり、そのしぼり汁に牛乳200cc加えて出来上り。肌の汚れや脂分が除かれ、肌が整います。ただし、これは脂分の多い人に向きますから、普通肌の人は使わないように。少しべとつくようなときは、いちごを多めにして牛乳の分量を減らすようにすると気になりません。

いちごの保存

 フリージングしておくのが一番ですが、洗ってへたを取ったあと、少し水分のあるうちに、グラニュー糖をまぶしておきます。砂糖を少ししみ込ませておくと、フルーツシャーベットとしてもおいしく食べられます。フリージング袋に入れ、長期保存ができます。

すもも(プラム)の効能

11月 29th, 2008

 すももは『古事記』にも出てくるほど古い果物で、特に中国では肝を養うものとして、重要な果物とされてきました。
 主な成分は良質のペクチンですから、昔から便通をよくする薬効が知られ、緩下剤に利用されています。酸味成分にはクエン酸、リンゴ酸、コバク酸が含まれており、これは疲労回復に効果があります。また、ビタミンAや鉄分もありますから、貧血、肝機能向上、生理不順などにも薬効があるとされるのでしょう。

 すももは種類もいろいろあるのですが、赤紫色のものはプルーンと呼ばれ、これを乾燥させたものがドライプルーンです。乾燥することで、より成分が充実し、鉄分、ビタミンA、カルシウムなどがバランスよく含まれることから、いまや生のすももよりも、食べやすく、手軽な健康食品として注目を浴びています。

二日酔いには生のままで

 すもものクエン酸、リンゴ酸などの酸味成分が肝機能を向上させ、二日酔いを解消してくれます。また、水分もありますから利尿を促します。二日酔いには生で食べることをおすすめします。一回に2~3個を生で食べてみましょう。口の中もさっぱりして、頭痛などもとれてすっきりしてくるようです。

疲労回復にしぼり汁と酒を加えて

 元気がないとき、疲れが抜けないときにはすもものしぼり汁に、日本酒をちょっと加えたものを飲みましょう。また、すもも酒を作っておいても便利です。
 すもも1kgは洗い、保存瓶に入れ、そこに氷砂糖150g、ホワイトリカー1.8ℓを注ぎ、時々軽くゆすり、そのまま6か月おきます。6か月過ぎたら、すももをこして出来上りです。すっきりしないときは、盃2杯ほど飲みましょう。

便秘にドライプルーン

 パッと効き目のあるものではありませんが、一日10個くらいずつ食べていると、徐々に便秘に効果が表われてきます。あせらずに気長に続けることをおすすめします。
 また、紅茶に浸し、やわらかくしたドライプルーンに砂糖を加えて弱火で煮立て、それにブランデーを入れて香りをつけます。これは洋酒のおつまみにも合いますので、変わった味も楽しんでみましょう。

貧血にもドライプルーン

 鉄分が豊富なドライプルーンは、貧血、生理不順の人に向いています。その上、美しい肌を作る効果もありますから、女性の方には向く食べ物です。毎日数個ずつでも続けて食べるようにすると、貧血が改善され、お肌のつやや張りもよくなってきます。

ゆずの効能

11月 27th, 2008

ゆずと言えばゆず湯が思い浮かびますが、ゆず湯のほかにも、吸い物にゆずの香り、ゆずようかん、ゆずもち、ゆずみそ、ゆべLなど、香り、実、皮ともに昔からさまざまに利用されています。特に利用範囲の広いのは、その香り。

 香りの成分は皮に含まれる精油成分が主なもの。これには、温熱効果がありますから、冷え性、リューマチ、神経痛などによいわけです。また、果汁に含まれるのはビタミンC、B1、B2で、ヒビやアカギレなどの手荒れを整える薬効も備えているのです。鉄分、カリウム、カルシウムなどのミネラルは、血液浄化に効き、貧血などにも効用があるというわけです。

 ゆずの木の原産地は中国揚子江上流といわれていますが、やはり寒い地方のもの。日本では果実の使い方が根づいたようです。

冷え性にいいゆず湯

 血液循環が悪くて手足が冷えやすい人、神経痛やリューマチの人は時々ゆず湯で血行をよくし、身体を温めるようにしたいもの。冬はもちろんのこと、夏でもぬるめのお湯にゆずを入れて、ゆっくりと温めることが大切です。

 熟したゆず数個を水洗いし、輪切りにしたものをお風呂に浮かべます。お湯の汚れが気になる人は、布袋に入れて使います。これでかかと、ひじ、ひざなど荒れやすいところをこすると、つるつると肌が整ってきます。1回使ったら捨てるのではなく、2~3回使えますので、使い終わったらちょっと干しておきます。

貧血予防にゆず酒

 ゆずは香りを使うもので、あまり果実は利用しないのですが、果実酒でしたらどちらも利用でき、またビタミンCもたっぷりです。
 ゆず6個は水洗いし、輪切りにして保存瓶に入れます。そこにはちみつ400g、ホワイトリカー1.8ℓを注ぎ、涼しい所に3か月ほど放置したあと、ゆずをこして出来上りです。一日に盃1~2杯ずつ飲むと貧血、動脈硬化予防、疲労回復などにいいでしょう。

手荒れにしぼり汁

 ヒビ、アカギレなど肌の潤いがなく手荒れになったときには、ゆずのしぼり汁を直接すり込みます。ゆずの精油成分で肌が整い、また血行も促されますから、徐々によくなってきます。ヒリヒリと痛みのあるときには、量を加減しながら少しずっすり込んでいきます。同時に、ゆず湯に入ると、より一層効果的です。ヒビやアカギレがひどいときには、風にさらさないよう手袋を忘れずに。

ゆずは冷凍に

 ゆずの季節には安いものが出回りますから、多めに買っていつでも使えるようにします。こんなときの保存にはフリージングが便利。冷凍用のポリ袋に入れて、そのままフリージング。6か月くらいはもちます。