動脈硬化予防に効果のある果物, 整腸効果のある果物, 疲労回復に効く果物, 神経痛に効果のある果物, 肌を整える効果のある果物

夏みかんの効能

主成分はクエン酸とビタミンC。疲労回復、動脈硬化予防の薬効があります。クエン酸成分が疲労の原因になる乳酸を分解し、エネルギー代謝を円滑にするからです。また、クエン酸には動脈に蓄積される乳酸をも分解する作用がありますので、動脈硬化予防にも効果があるというわけです。

そして、見逃してならないのが皮の働き。皮には精油成分とペクチンが含まれています。お風呂に入れると精油成分がお湯に溶け出して神経痛やリューマチに薬効があり、肌を整える作用もあります。皮を生かしてマーマレードや砂糖漬けにすると、ペクチンの働きで腸がうまく活躍し、便秘の解消にも役立つというわけです。

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夏みかんは日本の山口県が原産で、明治時代に栽培し普及したものです。ほとんどの人は、夏に実がなるので夏みかん、と思っているのですが、本当は秋に実がなるのです。名前は、収穫のあと酸味を少し抜き、春から夏に八百屋の店頭に並ぶことからこのように呼ばれるわけです。

疲労回復には夏みかんサラダ

疲労回復には夏みかんサラダ
夏みかんに含まれる豊富なクエン酸は、疲れたときに増加する乳酸を分解し、エネルギー代謝を促してくれる働きをします。疲れがひどいな、と感じたら、夏みかん1個くらいを食べるようにします。これでほぼ充分で、一緒に含まれているビタミンB1が糖分分解の働きをしますから、手っとり早く疲れをいやしてくれる、というわけです。

そのまま食べてもいいのですが、りんご、キーウィフルーツ、いちごなどとフルーツサラダにすると、酸っぱさもほどほどに、食べやすくなります。また、夏みかんにヨーグルトをかけてもさわやかで、さっぱりとした味になります。

夏みかん酒の動脈硬化予防法

動脈が硬化するのは、血液中の乳酸が増加すると、それが血管壁の蛋白質と結びつくからです。つまり、乳酸がなければ硬化も進みにくい、ということになるのです。そこで、夏みかんです。手間いらずは、そのまま食べることですが、夏みかん酒にして予防を。

夏みかん5個の皮をむき、実を保存瓶に入れますが、2個分の皮もよく洗って入れます。そこに氷砂糖300g、ホワイトリカー1.8ℓを注ぎ、そのまま半年おきますが、皮は2ヵ月目に、実は半年目に取り出し、これで飲める状態になります。水や炭酸水などで割って飲むといいでしょう。一日盃に1~2杯程度です。

神経痛には皮を浴用剤に

皮には精油成分が含まれていますから、お風呂に入れると、毛細血管が広がり、神経の痛みや筋肉の凝りが和らぎます。
夏みかんを食べたあとの皮は、よく洗って陰干しにして乾燥させます。それを袋に入れてお風呂に浮かせます。お風呂はぬるめにし、ゆっくりつかることで身体の隅々までリラックさせ、ほぐしていきます。痛いところは、皮袋でこするようにマッサージしていきます。

腸の働きをよくするマーマレード

腸のはたらきをよくするマーマレード
腸の働きをよくするペクチン成分が皮に含まれていますので、捨てずにマーマレードを作ります。
皮3カップ分、実を2個分、砂糖を500g用意します。皮はよく洗いせん切りにし、塩を15gほど加えた水の中でやわらかくなるまで煮ます。やわらかくなり、苦みがなくなったら軽く絞り、これに実のしぼり汁、砂糖を一緒にして中火で煮つめていきます。ほとんど煮つまり、皮がシロップに浸っている状態になったら出来上りです。

パンやクッキー、クラッカーなどにたっぷりつけて食べると、腸の働きがよくなります。

湯のみの渋を隙く

皮の表面に塩をつけて、それで湯のみをこすります。精油成分が汚れを除き、塩がクレンザーの役割を果たしますから、洗剤を使わずに渋が除けます。食器の油汚れもこの方法でふき取りましょう。

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