レモンの効能

レモンは日本で育ったゆず、だいだいなどの柑橘類とは酸味の強さがどこか違うようです。原産地はインド、ヒマラヤ西部とのこと。10世紀ごろ、シチリア島に伝えられ、本格的に栽培、その後コロンブスによってカリフォルニアに伝えられ、盛んに作られるようになりました。日本に渡ってきたのは、19世紀後半。ぐるりと世界を一周したのですから、酸っぱさが増したのかもしれません。

 酸味の主な成分はクエン酸とビタミンC。薬効としては、疲労回復、風邪の予防、二日酔い、肌を整えるといったこと。含まれているビタミンCは、100g中50mgと、柑橘類では群を抜いていますので、これが薬効のもとといってもいいでしょう。

風邪にはは~ちみつレモン

風邪をひいたときには、熱いもので発汗を促し、熱を下げるのが手っとり早い方法です。梅干しも効果がありますが、レモンも捨てがたく、冬には2~3個常備しておく習慣を。
 レモン1個をしぼり、それにはちみつを適量加え、あつあつのお湯を注ぎ、はちみつをよく溶かして飲みます。毎日1杯飲み続けると、風邪を予防することができます。また、肩凝りがほぐれ、頭痛が治まります。

疲れには丸ごとかじる

スポーツをはじめ、身体を使いすぎて疲れを感じたら、1個を丸ごとかじります。クエン酸が体内でエネルギーに変わりますから、割合早く疲れがとれるわけです。
また、汗を発散したあとは、のどが渇きますが、こんなときもスポーツドリンクよりはレモンをかじることです。早めに渇きがストップします。

二日酔い、ストレス解消にレモネード

レモンのビタミンCは、肝臓の働きを活発にさせ、血液中のアルコールの分解を助ける役目も持っています。ただ、相当ひどい二日酔いにはそれほど期待できません。また、なんとなく落ち着かず、イライラするときにもおすすめです。
 レモンをしぼり、はちみつで少し甘みを加えて、熱いお湯を注ぐだけ。二日酔いやストレスの程度でレモン汁の量を加滅します。

肌を整えるレモン風呂

どんなときにもお風呂は肌にとって価値あるものですが、より効果的なのは、お風呂にレモンを加えることです。
 紅茶やジュースに使ったあとのレモンを水でさっと洗い、布袋にまとめて入れて、それをお風呂につけます。入浴中はこれで身体をマッサージするとお肌がすべすべになり、しみ、そばかすなどのトラブルにも効果ありです。特にたばこを吸う人は、手やつめをこすると、指先をきれいにすることができます。

歯を白くするレモンの皮

歯を真っ白にしたい人はレモンの皮で歯磨きを。レモンの脱色効果を利用するのです。
 皮をおろし金で粗めの粉末にし、それを歯ブラシにつけて毎日ブラッシングします。歯磨き剤ではないので、なかなか使いづらいのですが、少し続けていると、歯が白っぽくなり、光沢も出てきます。皮ですから苦みもありますが、案外効果のある方法です。

肌をきれいにするレモン化粧水

手荒れに困っている人は、自家製レモン化粧水で、手に優しいいたわりを。レモン1個をしぼり、そこに日本酒200cc、はちみつ30ccを加え、よく混ぜ合わせます。これを茶こしなどでこして、瓶に入れ、冷蔵庫に保存します。夏など日焼けした肌を整えるのにも効果的です。

魚のにおい消し

魚を使った包丁やまな板は、水で洗い流してもなんとなくにおいが残ります。紅茶などに使ったレモンでこすってみます。レモンの脱臭作用でにおいがとれるはずです。手についたにおいもこの方法で、すっきりさせましょう。
 また、漂白剤を使ったあとのにおいも同じ方法で消すことができます。

ガラスコップはレモンで磨く

ガラス器のくもりや汚れはレモンで簡単に落とせます。使い終わったあとのレモンに塩をちょっぴりつけて、ガラスコップをこすります。細かい部分は小さく切ると使いやすいもの。あとは水ですすぎ、よく水きりをしてから麻ぶきんでキユツキユツと磨いておきます。レモンの皮の油分と酸で汚れが落ちてピカピカになります。

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