りんごの効能

りんごの成分といえば糖質で果糖とブドウ糖、リンゴ酸、クエン酸、カリウム、食物繊維ペクチンです。ペクチンによる下痢、便秘、また、クエン酸、リンゴ酸による疲労回復、二日酔い、消化促進、そして、カリウムによる高血圧など、それぞれ薬効があります。また、食欲がないときにはりんごで栄養補給ができますから、これぞ台所の常備薬の果物といえましょう。

下痢にはおろしりんご

胃腸にやさしいりんごは下痢のときに皮ごとすりおろして食べると治りが早いもの。食物繊維のペクチンが腸に働き、腸内細菌を増やし、下痢を起こしている菌を殺すからです。なお、おろし金はプラスチックか陶器のほうが味に変化がありません。

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便秘にはそのまま生で

便秘のときにもりんごが効果的。これもペクチンの働きで、腸が活発に働き、しかも水分が便通をよくしますから、優れた効用があるわけです。食べる時間は、できれば寝る前がより効果があります。また、りんごは皮をむかずに皮ごと食べること。ペクチンは皮に多いので早く便通が戻ります。そのまま丸かじりしてもいいのですが、早く効果を得るためには、すりおろしが近道です。

高血圧予防にも丸ごとを

りんごにはカリウムが豊富なことも特徴の一つです。カリウムは、体内の不要な塩分成分、ナトリウムを排泄する働きがあり、これが高血圧予防につながります。また、ペクチンは血中のコレステロール増加防止に働きますから、動脈硬化予防にもなるというわけです。

ですから、高血圧、動脈硬化が心配な人や少しその気配のある人は毎日りんごを食事に加えるようにします。このときも生で皮をむかずに。

消化不良にも

りんごに含まれるリンゴ酸、クエン酸は、食後のなんとなくすっきりしないときに効用があります。すっきりしないのは、たぶんに腸の働きが鈍く、消化が悪くなっているからです。
毎食後1個のりんごで腸の活動を促し、消化をよくすると同時に、酸成分で胸のあたりをすっきりさせることができます。

疲労回復、二日酔いにりんご酢

りんごには酸味もありますが、さらに効果的なのはりんごから作られたりんご酢です。酢には乳酸を分解し、疲れを回復させる働きがあります。
りんご酢にはちみつを加え、そこに水を注ぐだけ。】般的にはバーモントドリンクと呼んで、高齢者の長寿薬としても知られています。これを朝晩カップ1杯ずつ飲みましょう。高血圧予防にも効果がありますよ。

打ち身、ねんざにりんご酢湿布

ねんざなどは、冷やしたほうがいいわけですから、それにもりんご酢を使います。そのままガーゼに浸し、炎症やねんざ部分に湿布します。酢の殺菌力で炎症が治まり、また酢の冷やす作用でねんざに効果があるわけです。乾いたら取り替えるのを忘れずに。

りんごはじゃがいもと一緒に

りんごはエチレンガスを発します。これは、未熟なバナナやキーウィフルーツを早く熟させるのに効果的なのですが、同時にじゃがいもの発芽を抑えるにも有効です。ですから、じゃがいも保存には一緒にりんごを入れておきましょう。量は加減次第です。

りんごをむいたら塩水に

りんごの皮をむくと、徐々に褐色になっていくのはポリフェノールというタンニン系物質が、酵素により空気中で酸化されるからです。この酵素は塩分に浸すと作用が止まりますので、皮をむいたら塩水につけるようにします。

りんごの種洒

果実酒はりんごの種でも作れます。小さめの保存瓶にホワイトリカーを入れ、その中に種を入れておきます。それほど種が多くなくても、3~4か月もすると果実酒が出来上がります。香りもよくおいしいもの。

アルミ鍋の黒ずみはりんごの皮で

アルミ鍋は長く使っていると、酸化被膜が老化し、黒ずんでくることがあります。洗っても黒ずみがとれないときは、りんごの皮を入れ、水を加えて中火でコトコト煮ます。りんごに含まれるリンゴ酸、クエン酸などで黒ずみは消えるはずです。
捨てる前に一度この方法を試してみてはいかが。

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