すもも(プラム)の効能

 すももは『古事記』にも出てくるほど古い果物で、特に中国では肝を養うものとして、重要な果物とされてきました。
 主な成分は良質のペクチンですから、昔から便通をよくする薬効が知られ、緩下剤に利用されています。酸味成分にはクエン酸、リンゴ酸、コバク酸が含まれており、これは疲労回復に効果があります。また、ビタミンAや鉄分もありますから、貧血、肝機能向上、生理不順などにも薬効があるとされるのでしょう。

 すももは種類もいろいろあるのですが、赤紫色のものはプルーンと呼ばれ、これを乾燥させたものがドライプルーンです。乾燥することで、より成分が充実し、鉄分、ビタミンA、カルシウムなどがバランスよく含まれることから、いまや生のすももよりも、食べやすく、手軽な健康食品として注目を浴びています。

二日酔いには生のままで

 すもものクエン酸、リンゴ酸などの酸味成分が肝機能を向上させ、二日酔いを解消してくれます。また、水分もありますから利尿を促します。二日酔いには生で食べることをおすすめします。一回に2~3個を生で食べてみましょう。口の中もさっぱりして、頭痛などもとれてすっきりしてくるようです。

疲労回復にしぼり汁と酒を加えて

 元気がないとき、疲れが抜けないときにはすもものしぼり汁に、日本酒をちょっと加えたものを飲みましょう。また、すもも酒を作っておいても便利です。
 すもも1kgは洗い、保存瓶に入れ、そこに氷砂糖150g、ホワイトリカー1.8ℓを注ぎ、時々軽くゆすり、そのまま6か月おきます。6か月過ぎたら、すももをこして出来上りです。すっきりしないときは、盃2杯ほど飲みましょう。

便秘にドライプルーン

パッと効き目のあるものではありませんが、一日10個くらいずつ食べていると、徐々に便秘に効果が表われてきます。あせらずに気長に続けることをおすすめします。
 また、紅茶に浸し、やわらかくしたドライプルーンに砂糖を加えて弱火で煮立て、それにブランデーを入れて香りをつけます。これは洋酒のおつまみにも合いますので、変わった味も楽しんでみましょう。

貧血にもドライプルーン

 鉄分が豊富なドライプルーンは、貧血、生理不順の人に向いています。その上、美しい肌を作る効果もありますから、女性の方には向く食べ物です。毎日数個ずつでも続けて食べるようにすると、貧血が改善され、お肌のつやや張りもよくなってきます。

プルーンのジャム

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