バナナの効能

 バナナといえば、栄養たっぷりの果物ですから、疲れたときにバナナ、風邪をひいたときにバナナ、おなかがすいたときにバナナといったぐあいに、なにかにつけすぐ思い浮かぶのがバナナです。それは、果物が貴重な時代に、いかにバナナの栄養価が高いかを教え込まれた名残かもしれません。

 バナナの歴史は相当古く、中国では1500年も前から栽培されていたといわれています。「バナナは人類最初の食物であり、栽培植物の最初の一つである」と書かれているといわれています。また、アレキサンダー大王がインド遠征の折、バナナはすでに栽培されていて、大王はそれを食べて驚いたとも伝えられているのです。

 栄養的にみても、カロリー、蛋白質は申し分なく、ビタミンAも豊富で、繊維質の多い、栄養食晶といえましょう。
 薬用植物としても、繊維質がありますから、便秘や肌荒れに薬効があり、カリウム成分の働きにょり高血圧にも、また、バナナ自体は身体を冷やす働きがありますから、解熱といった薬効も知られています。

便秘に一日2~3本

 1回に1本くらい食べると、腸の活動がよくなり、便通も整ってきます。食べるのは食前のほうがいいでしょう。ただ、下痢をしやすい人、冷え性の人は、逆効果になることもありますので、食べすぎは避けたいものです。

風邪で熱とせきのあるときに煮バナナ

 バナナの身体を冷やす性質を利用した薬効です。ただ、そのままではせきが止まらないこともありますので、煮込んで食べるようにします。
 バナナ1~2本に氷砂糖をほんの少量加え、弱火にして煮込みます。これを食べます。
 身体の熱が冷めると同時に、せきが和らぎ、胸も楽になってきます。また、栄養もあり、元気になってきます。

手荒れにすりつぶし

 糖分やビタミンAが含まれていますから、肌荒れにも効果があります。
 バナナをほんの少量すりつぶして、荒れた部分によくすり込み、1~2時間後にお湯で洗い流します。また寝る前はそのままで。毎日続けていると、肌がなめらかに、つやが戻ってきます。

茶色の革靴の汚れを落とす

 茶色の革は、タンニンなめしが施されています。
ですから、タンニンを含んだバナナで汚れを落とすと、なめしに近い効果が得られるわけです。バナナの皮の白い部分で、靴をこすってみましょう。あとは汚れをふき取り、古ストッキングで磨き上げておきます。

バナナの変色防止にレモン

 バナナに含まれるタンニンによって、皮をむいておくと黒く変色してきます。皮をむいたバナナにはレモンをふりかけておきます。レモンの酸味が酸化を防止してくれるわけです。

バナナの保存法

 買いすぎてしまったときの保存は、冷蔵庫ではダメ。皮をむき、冷凍庫に入れること。そのまま凍らせるとフルーツシャーベットになり、デザートの一品にも使えます。保存期間は1か月ほど。

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