疲労回復に効く果物, 貧血に効く果物, 食欲増進に効く果物

ぶどうの効能

ギリシャ神話のバッカスでおなじみの果物、ぶどう。その歴史はかなり古く、古代エジプトではすでに栽培され、ぶどう酒の醸造もされていたとのことですから、世界最古の果実などとも呼ばれています。原産地はカスピ海沿岸やコーカサス地方とか。中国から日本に伝えられたのは12世紀ごろとのこと。平安時代の末には、日本でもぶどうの栽培が行なわれていたといわれ、昔から親しまれた果物なのです。

 ぶどうの主成分は、もちろん糖質。ブドウ糖と果糖。特に医療に広く使われているブドウ糖は体内に入ると、たちまちエネルギー源になりますから、薬効は疲労回復、療養中などの栄養補給です。ヨーロッパでは〝畑のミルク〟といわれており、疲労回復にはうってつけの食べ物といえましょう。

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 また、クエン酸、酒石酸、ビタミンA、B1、C、鉄分、カリウム、カルシウムも含まれて、特に鉄分が豊富ですから、貧血の改善にも効果がありますし、貧血ぎみの人の食欲増進に役立ちます。

体力回復にぶどうジュース

 疲れがたまり、なかなかその疲れが抜けないとき、また病後、回復があまり思わしくないとき、育ち盛りの子供や妊娠中の人はジュースにしてブドウ糖を直接とるようにしましょう。
 できれば種なしぶどうをよく洗い、ジュースにするか、ガーゼでしぼって果汁を飲みます。ブドウ糖ですからかなり効果が表われるはずです。ぶどうだけではなく、他の果物、すいかやなしといった水分の多いものを少し加えても飲みやすいでしょう。

貧血の人は干しぶどう

 果物を乾燥したものは、水分がなくなり、糖分が高まり、かなりカ・ロリーの高い食べ物になります。ぶどうは、それ以外に鉄分が多いので、貧血の人には最適です。毎日、5~6粒くらいずつ食べ続けます。続けていると、貧血の改善に役立つでしょう。

食欲増進にぶどう洒

 ヨーロッパの人がワインを飲むのは、食欲を高めるため、そして肉類の消化を助けるためとか。
ふだんほど食欲のないときには、食事の前にちょっとぶどう酒を飲んでみては。特に貧血ぎみの人、食が細い人におすすめです。

病気のあとは特製ぶどうドリンク

ぶどうだけでも体力回復になりますが、でも病気のあと早く回復させようと思うなら、ぶどうドリンクが早道です。
 ぶどう、にんじん、レモンをよく洗ってジューサーにかけ、そこにはちみつを加えたドリンクです。滋養効果満点です。毎朝カップ1杯ずつ飲みましょう。ヨーグルトを混ぜたり、野菜や果物も、ぶどうとセロリ、ぶどうとバナナなどに変えてみてはいかが。

ぶどうの氷菓

夏には、ぶどうをそのまま冷凍すると、ぶどうの氷菓になります。シャーベット風ですから、おもてなしのお菓子としても使えます。案外長もちしますから、たくさん買ったときには、変わった食べ方も楽しみましょう。

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